第一六三二詔 幼學綱要頒賜の勅語(明治十五年十二月)

彜倫(いりん)道德(だうとく)(註一)ハ教育(けういく)(しゆ)(ほん)(わが)(てう)支那(しな)(もつぱ)(すう)(なしやう)スル(ところ)歐米(おうべい)各國(かくこく)(また)修身(しうしん)(がく)アリト(いへど)モ、(これ)本朝(ほんてう)採用(さいよう)スル、(いま)(その)(えう)()ス。方今(はうこん)學科(がくくわ)多端(たたん)本末(ほんまつ)(あやま)(もの)(また)(すくな)カラス。年少(ねんせう)就學(しうがく)(もつと)()(まさ)忠孝(ちゆうかう)(もと)トシ、仁義(じんぎ)(さき)ニスへシ。(よつ)(じゆ)(しん)(めい)シテ、(この)(しよ)編纂(へんさん)シ、群下(ぐんか)(はん)()シ、明倫(めいりん)修德(しうとく)(えう)(ここ)()ルコトヲ()ラシム。 (「法規分類大全」)

(註一)彜倫道德 彜は常と同義。人が常に守る倫理道徳の意

承詔必謹

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