謹啓 初秋の候、同志同憂の皆様に於かれましては日々 皇國復古、日本再興の御爲、求學求道、實踐躬行に御精勵の御由と拜察仕り、謹而御敬服申し上げます。
申すも畏し、日本の傳統・文化・歴史の源泉であり中心でありますは、 皇室并びに 天皇であることは、如何に左翼とて反論し得る者がありません。左翼・反日の徒が我が傳統・文化・歴史を否定乃至批判、或は歪曲して他に傳へんとするのも將さに右記の嚴然たる事實を認めてゐるが爲に他なりませぬ。
かうした徒輩の陰險卑屈なる反●室運動を阻止することは、即ち國民觀念・人心を健全に養生する、謂はゞ精神的觀念的國防であります。
とは云へ、對する彼等の運動は巧妙且つ陰湿を極め、之を未然に防ぐのは到底至難の業であります。よつて我等は彼等に勝るだけの啓蒙を行なひ、彼等の巧妙なる煽動に動揺することなき健全なる國民を増やしてゆかねばなりません。その爲には先づ啓蒙せんとする我等が、正しき文化・傳統・歴史を我がものとせねばならぬは道理であり、その試みとして去る
平成廿二年七月に「第一囘文化傳承學會」を開催致しました。
刻下、あらうことか
皇室不在の愛國論が跋扈する中、改めて之を再開する必要を痛感し、左記要領にて開催する次第で御座います。
有志皆樣に於かれましては時節柄御多忙のことゝ存じますが、御參加下さいませば幸甚です。謹白
記
・ 講師・・・・・河原 博史先生 (同血社 會長)
・ 演題・・・・・「国体と「國體」の違ひとは。
・ 日時・・・・・平成廿九年 九月 廿四日(日曜日)
闡場 十八時十五分
闡演 十八時三十分
・ 會場・・・・・かながわ県民センター
・ 住所・・・・・神奈川縣横濱市鶴屋町二の廿四の二
・ 電話・・・・・〇四五(三一二)一一二一
・ 會場整理費・・一名 一千圓
※ 勉強會終了後懇親會を予定してをります
事務局
義信塾 三橋 圭 〇七〇(二六二五)〇一二三
御賢台