本日、群馬県護国神社に於いて「皇国復古中興の集ひ」が開催された。
講演に先立ち、主催者である亜細亜史観研究会・工藤純代表、今講師である同血社・河原博史会長を始め参加者で昇殿参拝を行ひ、復古中興を祈願した。
演題は「脱愛国論」。国は愛すべきではなく、敬うものであるとの内容で、歯切れよく且つ解り易い講演であつた。
講演終了後、境内で懇親会が行はれ、ここでも参加者の闊達な意見が花を咲かせてゐた。
群馬県護国神社
明治維新から大東亜戦争までの群馬県出身関係の戦死者四万七千余柱を祀る。明治四十二年に群馬県招魂会が結成され、高崎公園内の英霊殿で毎年招魂祭を行つてゐた。昭和十四年制度改革により一県に一つ護国神社を作ることになり、群馬縣護國神社造営委員会が発足、昭和十六年に内務大臣指定護国神社に指定され、支那事変に至るまでの祭神三五七三柱を合祀した鎮座祭が行はれた。その後大東亜戦争関係の祭神を合祀し、現在は四万七千柱を超へてゐる。
大東亜戦争後のGHQ占領下においては誠霊廟、後に上野神社と改称した。独立後の昭和二十九年に元の社名に復した。