詔 第一四七九詔 招魂社に佐賀の亂の官軍戰死者の靈を合祀し給へる祭文(明治七年十一月六日) by 編集部 • 2020年6月20日 • 第一四七九詔 招魂社に佐賀の亂の官軍戰死者の靈を合祀し給へる祭文(明治七年十一月六日) はコメントを受け付けていません 天皇(すめらみこと)の大命(おほみこと)に座(ま)せ。今日(けふ)新(あら)に鎭(しづ)め奉(まつ)れる諸(もろもろ)の靈(みたま)の前(まへ)に、式部寮(しきぶれい)七等(しちとう)出仕(しゆつし)兼大掌典(けんだいしやうてん)正三位(しやうさんみ)四辻(よつじ)公賀(きみよし)を使(つかひ)として、白(まを)し給(たま)はくと白(まを)さく。今年二月(きさらぎ)に肥前(ひぜんの)國内(くにうち)に、大命(おほみこと)に違(たが)ひ大憲(おほみのり)に背(そむ)き奉(まつ)りて、荒(あら)びさやぎし賊(あだ)等(ども)を伐(う)ち平(たい)らげ給(たま)ひし時(とき)、各(おの)も各(おの)も明(あか)く正(ただ)しく武(たけ)く雄々(をを)しき心(こころ)以(も)て戰(たたか)ひ身亡(みまかり)し事(こと)を、甚(いた)く惜(おし)み痛(いた)ませ給(たま)ふ。故(か)れ其(そ)の妝(さま)を忘(わす)れ給(たま)はず、其(そ)の功(いさをし)を長(とこしへ)に傳(つた)へ給(たま)はむとして、今年(ことし)より始(はじめ)て彌(いや)遠長(とうなが)に祭(まつ)らせ給(たま)はむ事(こと)の由(よし)を聞(きこ)食(しめ)せと白(まを)し給(たま)ふ天皇(すめらみこと)の大命(おほみこと)を、聞(きこ)食(しめ)せと白(まを)す。(「陸軍省日誌」) 承詔必謹 関連記事 第一四七八詔 招魂社大祭の祭文(明治七年十一月,六日) 第一四七八詔 招魂社大祭の祭文(明治七年十一月,六日)天皇(すめらみこと )の大…Read more →... 第一四一〇詔 大嘗祭の豐明節會に下されし宣命(明治四年十一月十八日) 大嘗祭の豐明節會に下されし宣命 天皇(スメラミコト)の大命(オホミコト)に坐せ。…Read more →... 第一三六八詔 惟神の大道を宣揚し給ふの詔(明治三年正月三日) ※王政復古の大号令渙発百五十周年を迎へ明治以降の詔を謹み敬ひてここに記す。 惟神…Read more →... 第一三四一詔 政治始の勅語(明治二年一月四日) ※王政復古の大号令渙発百五十周年を迎へ明治以降の詔を謹み敬ひてここに記す。 第一…Read more →... 第一三四八詔 国是諮詢し給へる詔(明治二年四月二十日) ※王政復古の大号令渙発百五十周年を迎へ明治以降の詔を謹み敬ひてここに記す。 第一…Read more →...