皇国復古中興講演会が松田晃平氏主催で二十六日開催された。
鹿児島県に本拠を置く國の礎鹿児島県総連合会や皇道振武館九州支部、薩摩志士の会を始め九州他県関東、関西、中国地方からも参加者が馳せ参じた。また市議会議員も参加もあり会場は熱気が帯びてゐた。
講師は社団法人 大日本文庫理事長・時局対策協議会議長代行・同血社会長の河原博史氏で、演題は『戦後史観を超克せよ!』であつた。
講演内容は、歴史から未来を考へるから始まり、現時の「維新」といふ言葉の乱用を憂ひ、こと 皇室に関する言葉はよくよく考へて使ふべきとも語つた。例へば「大義」といふ言葉は君と臣民との間のみに成立し、その言葉の乱用を控へるべきであると。
また、右翼を含め保守派は何を保守するのか?との疑問も投げかけた。参加者は講師の論に大いに肯いてゐた。
その後の懇親会でも熱冷めやらず議論に花を咲かせてゐた。