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第一三六八詔 惟神の大道を宣揚し給ふの詔(明治三年正月三日)

※王政復古の大号令渙発百五十周年を迎へ明治以降の詔を謹み敬ひてここに記す。

惟神の大道を宣揚し給ふの詔

朕恭(うやうや)しく惟みるに、天神·天祖極に立ち統を垂れ列皇相承け之を繼ぎ之を述べたまへり。祭政一致、億兆同心、治敎上に明芒して、風俗下に美はし。而るに中世以降、時に汙隆(※註一)有り、道に顯晦(※註二)有り、今や天運循環し、百度惟れ新なり。宜しく治敎を明かにし、以て惟神の大道を宣揚すべきなり。因りて新に宣教使を命じ、天下に布敎せしむ。汝群臣衆庶其れ斯の旨を體せよ。明治三年正月三日(太政官日誌 原文は漢文なり)

※註一 をりう(穢らわしきものが栄えるの意)

※註二 けんくわい(現れることと隠れることの意)