詔 第一六六三詔 皇室典範制定の勅語(明治二十二年二月十一日) by 編集部 • 2020年11月21日 • 第一六六三詔 皇室典範制定の勅語(明治二十二年二月十一日) はコメントを受け付けていません 天祐(てんいう)ヲ享有(きやういう)シタル我(わ)カ日本(につぽん)帝國(ていこく)ノ寶祚(はうそ)ハ、萬(ばん)世(せい)一系(いつけい)、歷代(れきだい)繼承(けいしよう)シ、以(もつ)テ朕(ちん)カ躬(み)ニ至(いた)ル。 惟(おも)フニ祖宗(そそう)肇國(ていこく)ノ初(はじめ)、大憲(たいけん)一(ひと)タヒ定(さだ)マリ、 昭(あきら)ナルコト日(じつ)星(せい)ノ如(ごと)シ。今(いま)ノ時(とき)に當(あた)リ、 宜(よろし)ク遺訓(ゐくん)ヲ明徴(めいちよう)ニシ、皇家(くわうか)ノ成(せい)典(てん)ヲ制(せい)立(りつ)シ、以(もつ)テ丕基(ひき)(註一)ヲ永遠(えいゑん)ニ鞏固(きようこ)ニスへシ。茲(ここ)ニ樞(すう)密(みつ)顧問(こもん)ノ諮詢(しじよん)ヲ經(へ)、皇室(くわうしつ)典範(てんぱん)ヲ裁定(さいてい)シ、朕(ちん)カ後嗣(こうし)及(およ)ヒ子孫(しそん)ヲシテ、遵守(じゆんしゆ)スル所(ところ)アラシム。(「三條實美公年譜」二十九) 註一 天子が国を統治する大事業の意 承詔必謹 関連記事 第一五二二詔 大神宮へ勲章を納め給へる詔(明治九年十二月二十七日) 朕(ちん)、曩(さき)ニ勲章(くんしやう)ノ典(てん)ヲ定(さだ)メ、旭日(きよ…Read more →... 第一六四三詔 井上馨朝鮮派遣の國書(明治十七年十二月二十一日) 天祐(てんいう)ヲ保有(ほいう)シ、萬(ばん)世(せい)一系(いつけい)ノ帝祚(…Read more →... 第一六六〇詔 大日本帝國憲法發布の勅語(明治二十二年二月十一日) 朕(ちん)、國家(こくか)ノ隆昌(りゆうしやう)ト臣民(しんみん)ノ慶福(けいふ…Read more →... 第一六五九詔 大日本帝國憲法及び皇室典範制定の御告文(明治二十二年二月十一日) 皇(すめら)朕(わ)レ謹(つつし)ミ畏(かしこ)ミ 皇祖(くわうそ) 皇宗(くわ…Read more →... 一六六一詔 大日本帝國憲法發布の上論(明治二十二年二月十一日) 朕(ちん)、祖宗(そそう)ノ遺烈(ゐれつ)ヲ承(う)ケ、萬世一系(ばんせいつけい…Read more →...