第一四七九詔 招魂社に佐賀の亂の官軍戰死者の靈を合祀し給へる祭文(明治七年十一月六日)

天皇(すめらみこと)大命(おほみこと)()せ。今日(けふ)(あら)(しづ)(まつ)れる(もろもろ)(みたま)(まへ)に、式部寮(しきぶれい)七等(しちとう)出仕(しゆつし)兼大掌典(けんだいしやうてん)正三位(しやうさんみ)四辻(よつじ)公賀(きみよし)使(つかひ)として、(まを)(たま)はくと(まを)さく。今年二月(きさらぎ)肥前(ひぜんの)國内(くにうち)に、大命(おほみこと)(たが)大憲(おほみのり)(そむ)(まつ)りて、(あら)びさやぎし(あだ)(ども)()(たい)らげ(たま)ひし(とき)(おの)(おの)(あか)(ただ)しく(たけ)雄々(をを)しき(こころ)()(たたか)身亡(みまかり)(こと)を、(いた)(おし)(いた)ませ(たま)ふ。()()(さま)(わす)(たま)はず、()(いさをし)(とこしへ)(つた)(たま)はむとして、今年(ことし)より(はじめ)(いや)遠長(とうなが)(まつ)らせ(たま)はむ(こと)(よし)(きこ)(しめ)せと(まを)(たま)天皇(すめらみこと)大命(おほみこと)を、(きこ)(しめ)せと(まを)す。(「陸軍省日誌」)

承詔必謹

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